【留年回避の裏技】できるだけ早く多く単位を取るためのちょっとした豆知識

テクニック・小ネタ

このページにいらした読者の皆様は、さぞかし単位に危ぶまれた大学生活を送っているのだろうと拝察します。

ですが、かくいう私もそのうちの1人でした笑

少し私の体験談をお話ししますね。

私は大学1年生の頃、学業をほったらかしにしといてまで、やりたいことがあったので、ほとんどの授業をテキトーに履修していた結果、成績は前期が10単位、後期が0単位でした。(笑えない)

私の通う大学では3、4年生に進級する際に、進級規定が設けられていたので、2年生で取り返すべく奮闘しましたが、成す術もなく…。

ただ、幸運なことに、私の通う大学は学科選択が2年生時に決定するため、進級規定が緩い学科に変更することで、なんとか留年を免れました

⓪ 進路変更で進級規定を塗り替える

1、2年生で学科選択がまだの方々は、まず学科ごとの進級規定を確認してみることを強くオススメします。

どうしても、ある学問が学びたい。そして単位も欲しいという方と、卒業に向けて単位がヤバい3、4年生に向けて留年回避に向けた3つのポイントをお話していきますね!

※体験談の続きは最後にまた紹介します!

【対象読者】どんな人が使えるのか

これから解説していくポイントは、「単位がヤバい」と気づいてから留年確定のタイムリミットまでに少なくとも1ヶ月の猶予は欲しいところです。

ですが、タイミングさえ合えば何とか1週間でも可能でしょう。

私は実際に、1週間の作業で6単位を確保しました。

また、この記事は次のような人にも大いに役立つことでしょう。

  • 授業に出席するのが面倒で少しでも暇な時間を稼ぎたい方
  • 留年には困ってないけど、多くの単位を確保したい方

【裏技①】単位認定制度を活用せよ(10単位)

突然ですが、入学時に配られた履修のための膨大な資料…あなたは全部読みましたか?

もちろん僕は読んでいません。が、実はそこに単位取得の裏技が潜んでいるんです。

それが『単位認定制度』です。簡単に概要を説明すると、「ある資格を取得しているなら、授業を受けなくても単位を認めますよ」というものです。

まず、この『単位認定制度』は存在する大学と存在しない大学があります。私の友人から集めた情報だと、一部の私立大学は無いところがあるようです。すぐに自分の大学のHPなどで確認してみてください。検索の仕方は「◯◯大学 単位認定」でググればOKです。

国公立大学ならば…(ここを読む)

文部科学省が認めてくれている制度なのでほとんどの大学であるはずです。

さて、この単位認定制度はそのほとんどが外国語の単位です。つまり、私たちはこれから、資格取得のために猛勉強をしていきます。それで留年回避できるなら安いものです。(学費的に)

安心してください。私なりの最短ルートをここで紹介するので、丸パクリすれば解決ですよ。

どの外国語がコスパがいいのか?

結論から言います。『英語』と『中国語』です。

注意点(ここを読む)

すでに英語と中国語を履修している人は効果が薄いです。しかし、英語だけは取り組むことをお勧めします。後述するようなメリットも多いですし、追加で得られる英語の単位もあるかもしれません。詳しくは自分の大学のHPを確認してください。

理由もいくつかあるのですが、最たるものは合格のための労力が小さいことでしょう。

英語と中国語は、そもそもが似たような文法構造をしているので、義務教育である程度英語を学んできた人なら、取り組みやすいです。

また、他の外国語と比べても難易度は低いです。これはある意味、大学生の中で共通認識となっているので知っている人も多いかもしれません。

なので、最も効率よく相乗効果も期待して取り組めるのは英語と中国語のペアで間違いありません。

そして具体的な試験名としては『TOEIC』と『HSK』を強く推奨します。

TOEICをオススメする理由としては…

  • ReadingとListeningのみの技能でよく、英検のような面接試験がない
  • 就職活動の際にも役立つ優れもの(アルバイトとかでも生きてきます)
  • 純粋に現代社会において英語力をつけておくに越したことはない

HSKをオススメする理由としては…

  • 中国語検定と比べて、中国または世界的にメジャーな試験であるから

この記事で初めて「HSK」を聞いた人もいるかもしれません。実は中国語の検定試験は有名なものが、2種類あって「中国語検定」と「HSK」です。どちらの方が難易度は低いかは微妙なところです。迷っているならば、「HSK」を選べばよいでしょう。

HSKは単位取得を目的とするなら、3級を受験することをオススメします。3級ならば、初学者であっても、普通に手が届く範囲であり、難易度から見てもリスクとリターンが見合っていると思います。

試験対策の前の注意点

時間に余裕がない方は特に確認してください。

単位認定をしてもらうには、いくつかのステップを踏む必要があります。

  1. 試験を受験するために申し込みを行う
  2. 試験対策をキッチリ行う
  3. 何とか試験に合格する
  4. 大学の教務課に単位認定の申請を行う
  5. 単位が認定される

何が言いたいかというと、シンプルに時間がかかります。

なので今できることをぜひやっておきましょう。具体的には「1. 試験を受験するために申し込みを行う」と「4. 大学の教務課に単位認定の申請を行う」です。

単位認定の申請を行うためには、必ず成績を証明するものが必要です。当たり前ですが、試験終了と同時に成績が出て、その証明書が手に入るわけではありません。

TOEICの場合なら、(IPテストを除いて)デジタル公式認定証が試験日から19日後に入手可能です。HSKの場合だと、紙媒体しか存在しないので、証明書が届くのは遅くとも2ヶ月後です。

公式HPのリンク(ここを開く)

TOEIC:「テスト結果について」
HSK:「成績照介」

少しでも早く申し込みをして、少しでも早く試験対策を始めることが重要です。

また、単位認定の申請については、ほとんどの大学で申請書の提出を求められます。単位が認定されるまでの期間も大学ごとに不透明ですので、教務課にメールを送って、①単位認定の証明に必要なものと②単位認定される日の目安を聞いておくと安心ですよ。

それでも時間に余裕がない人への裏話

私の個人的な感触だと、試験対策に最も時間を要するのがTOEICで、試験の結果に最も時間を要するのがHSKでしょう。

特に問題なのは後者のHSKです。どれほど切り詰めて勉強をしても、証明書が届くまでに2ヶ月近くもかかるのはちょっと長すぎるなぁと思いますよね。

実はHSKは、証明書が届くのは遅くても、成績確認自体は1ヶ月ほどでできます。

証明書の提出が期限までに厳しいなら、成績確認ができるマイページをスクショして、証明できるものとして使えないか、掛け合ってみましょう。

ここだけの話、私は実際にこれで単位が認定されました

試験対策のやり方

別の記事で詳しく紹介しています。

【裏技②】集中講義を活用せよ(10単位)

集中講義とは、夏休みや春休みにまとまって授業が行われる講義のことです。

ぶっちゃけ休みの日にまで学校行くなんて…と私も思いました。ですが背に腹はかえれません。何度も言いますが、それで1年さらに勉強しなくて済むなら安いものです。

学校によって集中講義の内容や種類は完全に異なるので、具体的なことは言えませんが、集中講義にはメリットもいくつかあります。

  1. 単位上限数に影響されない
  2. 授業がまとまっているのでモチベが継続する

そもそもの前提ですが、これから履修登録をする方は単位の上限数まで授業を登録してくださいGPAとか気にしている場合じゃありません。少しでも単位の可能性が出るなら総量を増やすべきです。

集中講義のメリットはなんといっても、この上限の壁をうち破ってくれるところにあります。

そして授業がまとまっているので、モチベが継続しやすいです。大学生あるあるですが、授業の受け始めは授業の流れが分からないことも多く、意欲的に参加しますが、だんだんと出席率が悪くなっていきます。

ちなみに私は留年の瀬戸際となるような学期でさえ、キッチリと単位を落としています笑

集中講義は受けるつもりが無くても登録しておきましょう。通常の授業の単位が危ういときのリスクヘッジとしての効果がありますよ。

【裏技③】楽単の情報収集を欠かさず行え

これは頭の中で分かっていても、やらない人が多いと思います。

ぜひ日頃から楽単の情報を集めることをオススメします。

少し想像してみてください。どれが楽な単位か分からず、自分にはできると言い聞かせ、とりあえず面倒な履修登録をチャチャっと終わらせます。そしていざテストの時期を迎えると、いろんな難しい試験が重なって手に負えなくなり、専門科目を中心にバタバタと単位を落とすのです。

楽単を舐めてはいけません。楽単は私たちのオアシスなのです。

留年の危機が迫る人は大概、日頃から適当に授業を受けているものです。自分に対して謎の自信を持っている場合もあります。

自分を過信してはいけません。できる対策をコツコツとやりましょう。(たとえ楽単探しでも)

友人や大学内の知り合いに聞く

情報は当然、正確性も重要です。大学内の友達から得られる情報なら信用できるでしょう。LINEで聞いてみるなり、授業で会った時に聞いてみるなりしてコツコツと情報を集めましょう。

同じ学科で知り合いの先輩がいるならアツいです。専門科目でどれが楽だったか質問してみましょう。専門科目は大抵シンドイので、少しでも労力が減らせるならそれに越したことはありません。

私は課外授業のバス移動中に、隣に座った人と仲良くなり、思わぬ楽単の情報をGETすることができました。

楽天みんなのキャンパスを利用する

ネットの情報を活用するのもアリでしょう。そこでオススメするのが「楽天みんなのキャンパス」です。1つ1つの口コミの信頼性は低いですが、「チリも積もれば山となる」の精神で共通した口コミがないか探してみましょう。

私はここでビックリするぐらいの楽単を発見し、ほぼ授業に出ずに2単位を確保できました。

【体験談】私がいかにして留年回避したか(興味がある人へ)

なんとか3年に進級できた私でしたが、次に迫るのは4年進級規定です。4年進級規定には、合計で100単位を取らなければいけませんでした。

1年生で10単位、2年生で何とかかき集めて約40単位、2年間の合計で約50単位でした。

つまり、後1年間でさらに50単位を取る必要があります。2年生も自分なりに頑張ったつもりではあったので、3年生を迎える春、シンプルに絶望していました。

私はまず、裏技③の楽単の情報収集に取り組みました。バスで情報収集したり、楽天みんなのキャンパスを覗いたり、友達に訊きまくったり…そして何とか「俺が考える最強の履修登録」が完成し前期を迎えたのです。

しかし何ということでしょう。前期で獲得できたのは、およそ20単位。人の本性(サボり癖)はなかなか治らないものです。

後期で30単位を取らなければ留年確定です。履修上限数よりも大きいため、また絶望しました。

しかしそこで私は裏技の全てをフル活用しました。1ヶ月の対策でTOEIC 815点とHSK 3級に合格し、履修登録した単位もほぼ取りきり(フル単は無理)、集中講義にも参加しました。

その結果…102単位でギリギリの4年生進級を果たすことができたのです。

【まとめ】留年を華麗に回避せよ

「裏技」と題しましたが、決してラクな方法という意味ではありません。正攻法とは言えないものの、単位をいかに早く多く稼ぐか、という観点で最も効率の良い方法を3つ紹介しました。

当たり前ですが、普通の授業で単位が取れてるなら苦労はしません。普通の授業は単位が取れないものだと悟った愚かな私たちに、この記事が救いになることを祈っております。

もし、この記事を参考に留年回避できたよ!って人がいたらコメントください。筆者が喜びますので。それでは!

コメント

タイトルとURLをコピーしました