【資格・受験】1時間でも長く集中力を保つために知っておきたい4つのテクニックを紹介

テクニック・小ネタ

「やりたいことがあるのに集中力が続かない…」「スマホについつい手を伸ばしてしまう…」

これらは勉強している中で、誰もが一度は抱える悩みですよね…!

私も漢字検定準1級を取るときや、TOEICで800点超えを狙ったときなど、今まで数多くの試験を突破するために集中力の保ち方について悩んできました。

そのたびに、試行錯誤した方法の中で「集中力が少しでも長く続いた!」と思ったテクニックを4つ紹介していこうと思います。

  • 環境を変えてみる
  • 適度に休憩をはさむ
  • あらかじめ計画を立てる
  • 集中を持続させる習慣をつける

【前提】テクニックを使う前に確認したいこと

テクニックについて解説する前に、根本的なことを確認しておきましょう。

  • そもそも好きなことでも集中力が続くのか?
  • それは本当に自分がやりたいことか?

1つずつ見ていきます!

そもそも好きなことでも集中力が続くのか? 

自分の集中力の無さに落胆してしまう人は多くいます。ですが、それは自分が本当はやりたくないことに対する集中力だったりしませんか?

真の集中力とは、好きなことに対する集中力です。

例えば、私の場合だと好きなゲームに対する集中力は6〜7時間程度続きます。皆さんも自分が好きなことに対しては、どれほど打ち込めるか想像してみてください。

嫌いなことに対する集中力が、好きなことに対する集中力を上回ることはあり得ません

もし、あなたが好きなことに対して3時間は没頭できるというなら、頑張りたいことに対しては3時間未満の集中力が限界だと思いましょう。

そう考えると、多くの人が自分のポテンシャルに気づくはずです。

実は大抵の場合、誰もが既に集中力を持っているのです。

自分は集中力がない、才能がない人間なんだと悲観する必要は決してありません。その集中力を頑張りたいことに対しても、どう発揮するのかが肝心なのです。

もし好きなことに対しても集中が1時間も続かない…という人がいれば、テクニックを使う前に、まずは好きなことに対して集中する練習をオススメします。

それは本当に自分がやりたいことか?

先ほどの話を踏まえて、「それは本当に自分がやりたいことか?」考えてみましょう。

つまり、今から取り組もうとしていることは、どれほど好きなことに近いのかを確かめてみて欲しいのです。

好きなことに近いほど、真の集中力を発揮しやすくなりますし、逆も然りです

もし、嫌いなことに近い場合は、自分がどうして取り組まなければならないのか理由をリストアップしてみることをオススメします。

取り組む理由、というのは大抵の場合、自分の好きなことに帰着します。

大学受験を例に挙げるなら、「少しでも良い大学に入る → より多くのお金、名誉のため」と考えられるでしょう。直接的にやることは嫌いなことでも、本質的には好きなことだったりするのです。

大事なのは、実は好きなことであると認識することです。理由をリストアップすることで、やりたくないことでも集中を続けられるように自分を説得するのです。

ぼんやりとやりたくないなぁと考えているままでは、集中は続きません。自分のメリットを明確に意識することで、集中が少しでも継続しやすくなるのです。

集中力を続けるための4つのテクニック

実のところ、先ほど話したように、どれほど自分が好きなことであると認識できるかで集中力の大半は決定します。

これから紹介するテクニックは効果があるものの、いわば小手先のテクニックに過ぎません。人間は同じことを続けていくと”慣れ”が生じてきますから、少しずつ効果が薄れていくでしょう。

それでも、集中を継続させるためのきっかけとしては十分だと思います。これから紹介するテクニックを使いつつ、今取り組んでいることが「好きなこと」「やりたいこと」として認識できるようになったらしめたものです。

  • 環境を変えてみる
  • 適度に休憩をはさむ
  • あらかじめ計画を立てる
  • 集中を持続させる習慣をつける

【テクニック①】環境を変えてみる

勉強できる空間は数多くあります。自宅、カフェ、図書館などなど…。

特に自宅で集中できないという人は、外で勉強することをオススメします。この理由としては、人の目があるからです。

誰かに見られているかもしれない、と人は感じたとき、その環境に合わせて「ちゃんとしよう」と考えます。

これは勉強をすることで、自分をより良く見せたいという「好きなこと」が働いているからです。何度も言うように人は「好きなこと」のためなら、より長く集中力を発揮できます。

また、環境を変えることでリフレッシュ効果も期待できます。少し勉強に行き詰まったときは移動を挟んでみると良いでしょう。

【テクニック②】適度に休憩をはさむ

頑張るときは休憩をしてはならないと誤解している人が数多くいます。

普段「好きなこと」をする時もだんだん疲れてきたら、休憩を取ることはごく普通で当たり前なことなはずです。

ランニングなんかと同じで体力や集中力には限界がありますから、より長く継続するには、たまに休憩を挟んだほうがいいのです。

休憩の方法としては、「まぁこれぐらいでいいか」と思った時間分、サクッとできるリフレッシュをオススメします。

休憩の適切な時間

そもそも!休憩よりも、今自分が取り組んでいることの方がしたいと思えることが理想です。

「好きなこと」に対してだったら、休憩のことなんか考えず、より多くの時間をそのことに注ぎたいと思うものです。

なので体裁としては「仕方なく」休憩を始めて、「これぐらいでいいか」と思ったときに休憩を終えるのが理想です。

もちろん、それができたら苦労しないよ!って人も多くいると思います。

その勉強を続ける上で苦痛が出てきたら休憩に入り、また頑張る気持ちが湧いてきたら休憩を終えるぐらいがちょうどいいでしょう。

適切な休憩時間は人それぞれです。休憩時間を短くすることにこだわり過ぎていると、結局辛くなって長続きしません。

休憩の適切な方法

自宅なら、ストレッチをオススメします。

体を軽く動かすことはリフレッシュ効果が高いです。少し外に出て軽く散歩してみるのも、いいでしょう。

外なら、好きな音楽を聴くことをオススメします。

私は普段、音楽を聞き流しがちなのですが、細かい音にこだわって音楽を聴いてみると新たな発見があって面白いです。

自宅でも外でも、スマホ(特にSNSとネットサーフィン)は厳禁です。特に若い世代にとって、スマホを見ることは「すごく好きなこと」です。

人はより好きなことをしたくなる生き物でもあります。すぐにスマホの誘惑に駆られて、ついつい時間を浪費してしまうでしょう。意識的に避ける必要があります。

同様に、音楽を聴くことが趣味の場合は休憩方法としてオススメしません。もっと聞きたいという気持ちに駆られて、休憩として成り立たなくなる可能性があります。

無駄に体を動かすことって大抵の人は面倒くさいと思うものです。ですが、健康に良いという側面は見逃せないので、まったくやりたくない訳ではないでしょう。

そういう意味ではストレッチが休憩方法として最強かもしれません。

【テクニック③】あらかじめ計画を立てる

いざ始めようと思っても、何をしたら良いのか分からなければやる気はガタ落ちです。
(ガタ落ちって死語ですかね!?)

何をしたら良いのかすぐわかるよう、学習計画は必ず立てておきましょう。

学習計画には、もともと時間を有効に活用し、確実に計画を成功させるという側面もありますが、行動の最初の一歩を迷わせないというメリットもあります。

学習計画の立て方は、また改めて執筆しようと思います。

【テクニック④】集中を持続させる習慣をつける

人間は習慣の奴隷である」という言葉をどこかで聞いたことありませんか?

言葉の通り、普段の習慣に人間は強い制約を受けるということです。

今まで紹介したポイントを押さえ、何度も頑張ることを続けていくと少しずつ負担が軽減されるということです。

つまり、最初頑張り出せたら途中で諦めるのはあまりにもったいない!

ただし、負担は軽減されるだけでゼロになることはあり得ません。習慣を継続するための努力は必要なので引き続き、油断せず取り組んでいきたいところです。

【おわりに】成功体験が自分への信頼に

なにか目標に対して勉強をして、成功を積み重ねていくうちに自分への信頼感がだんだんと高まっていきます。これが集中する上で最高の燃料になります。

やりたくないことを継続しても、それが結局は「好きなこと」につながることを証明してきた訳ですから、集中を継続するための抵抗感が減っていくのです。

そのうち、わざわざメリットを強く意識して取り組まなくても、自分自身に対して信用が生まれ、行動したことが良い結果になるはずだと理解しているので、勝手に集中するようになります。

そしたらもうテクニックを使う必要なんてありませんね!

ただし、「好きなこと」を意識することと計画を立てることは、勉強する量をグッと減らす要素にもなるので継続することをオススメします。

それでは!

【おまけ】勉強中に音楽を聴くのはどうか?

BGMとして聞き流せる人ならOKです。

私なんかは音楽を聴くときに歌詞よりメロディーにこだわって聞いているので、ぶっちゃけ歌詞の意味なんて意識していません。

音楽の聴き方としてはいささか問題があるのかも?笑

音楽を聴くたびにいちいち思考が中断される、または歌詞に邪魔される場合はやめておいた方が良いです。質の悪い勉強を長時間より、質の良い勉強を短時間の方が有意義ですから。

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