学校の宿題はサボってもいいのか?家庭教師目線で解説してみた

テクニック・小ネタ

毎日毎日課される面倒くさい宿題ってありますよね…。私は高校生の頃、古典の宿題が嫌いで仕方ありませんでした。いちいち古語辞典を開いて意味を確かめる作業が苦痛だったからです。

大学生になり、家庭教師として教えていて分かったことがあります。

それは「サボってもいい宿題」が存在しているということです。

この記事を読むと、サボってもいい宿題では手を抜き、必要な宿題のみに取り組むことができるようになります。

学生はぶっちゃけ遊んでナンボな時期でもあります。
少しでも多くの自由な時間を手に入れるために、ぜひ参考にしてみてくださいね。

サボってもいい宿題とは?

それはズバリ

「やっても意味がない」または「やっても効果が薄い」宿題

のことです。

小学生のとき、ひたすら漢字をノート一面に書く宿題を出されたことはありませんか?
または、教科書をひたすら音読する宿題でもいいでしょう。

さて今一度考えてみて欲しいのですが、やった意味は果たしてあったでしょうか。

意味があったとしても、もっと効果がでる方法がありそうではないですか?

こういう宿題に時間を取られることは厄介です。
年齢を重ねるにつれてどんどん「効率」を求められるようになります。

今の段階から宿題の内容に関しても効率的かという視点を持ってみましょう。

ただしそれを教師に伝えるのはNGです。
ほぼ100%反感を買いますし、あなたが伝えたからといって宿題が変更する可能性があるとも限りません。良いことはないのでやめておきましょう。

【注意】何が効率的か知っているとは限らない

特に小学生や中学生に見られるのは、すぐに「こんな宿題は意味がない」と判断して、やらないでいることです。

よく考えて欲しいのですが、まったく無意味な宿題を出す方が珍しいのです。

教師はすでに今あなたが学んでいる内容を勉強した上で、必要だと思う宿題を出している訳ですから、何かしら意味があります。

ただし、その宿題が全員に均等に課されている場合は話が別です。誰もが適している宿題を出すことなんてほぼ不可能に近いでしょう。

なぜなら一人一人レベルが違うからです。

たくさんの生徒の家庭教師をしていて分かりますが、たとえ同い年でまったく同じ内容を教えていても、理解度は人によって大きく異なります。

なので、既にその勉強を終えた人にその宿題が不要か訊いてみるか、絶対にこの宿題は意味がないと確信した時のみサボるようにしてください。

まだその学問を勉強してない人が、その宿題が本当に不要かどうかなんて完全に推し量ることはできません。

ここからは家庭教師目線で、たとえばどんな宿題をサボってもいいのか解説していきます。

小学生がサボってもいいと思う宿題

それは次のような宿題です。

  • 教科書の音読
  • 覚えた漢字の書き取り練習
  • 簡単にできる計算練習

①教科書の音読

教科書の音読は声を出して読むことで、目と耳と口を使うことができるので、文章内容の理解度が増すことが主な目的です。

ですが、正直声を出すことに夢中になってしまい、意味が頭に入ってこない人も多いのではないでしょうか。

それに加えて、そもそも試験のときは私語厳禁ですから、声を出さないと文章を理解できないようでは困ります。

わざわざ音読するメリットなんてそこまでありません。

ですが、文章内容を理解することには大いに意味があります。なので、音読の代わりに黙読してみることをオススメします。

毎日同じ文章を黙読していれば、さすがに内容は理解してくるでしょう。この段階になれば黙読すらも不要です。授業の時に読み返すぐらいで十分です。

むしろ初めて読む文章を正しく理解する能力の方が重要です。自分が興味のある本を探して、読んでみる方が遥かに効果はあります。

②覚えた漢字の書き取り練習

たとえば、一つの漢字につき漢字ノートの一行にひたすらその漢字を書くみたいな宿題がありますが、あれほど無駄なことはありません。

覚えている漢字を練習する必要なんて、ありません。

そんな時間があれば、まだ知らない漢字を早く覚えてしまった方がタメになります。

もちろん、覚えていない漢字であれば、もちろん意味はあるので練習しましょう。
ただし、何度も書く必要があるわけではありません。

漢字はできるだけ熟語として覚えるようにし、1日1、2回書いたらそれで終了。また次の日に覚えているか確認してみて、覚えていなかったら同じことを繰り返していけば自然と覚えていきます。

③簡単にできる計算練習

「簡単にできる」というのは「ほぼ暗算でできる」ということです。

計算は早く正確にできることがベストです。中学生、高校生の数学では小学生で習う計算が早く正確にできないと、時間がいくらあっても足りません。

ここまで計算練習を丁寧にやってくれるのは小学生までなので、暗算ができるようになるまでひたすら計算練習することは必要です。

でも、もう絶対にできると確信できたら、計算練習をする必要はないでしょう。

中学生、高校生がサボってもいいと思う宿題

 中学生、高校生になれば勉強してくる範囲が提示されるだけで、そのやり方は自由であることが多くなっていきます。

なので、宿題は多種多様になっていき、何が無駄で何が必要なのかは自分で判断することが求められます。ですが基本方針は変わりません。

「やっても意味がない」または「やっても効果が薄い」宿題

自分が学習していく中で、このように感じたものは極力省いていきましょう。

問題演習なら次も確実に解けると感じたものは、また解き直す必要はありません。

空いた時間を有効に活用しよう

空いた時間は趣味にあてるもよし、遊びにあてるもよし、勉強にあてるもよしです。

ただせっかく時間があるなら、どんどん予習をしてしまうことをオススメします。その方が結局のところ、後から自由な時間がもっと増えて返ってくるものです。

勉強をしていく中でもっと効率的に進めたい、もっと集中して取り組みたいと思う方は次の記事を読んでみてください。

それでは!

コメント

タイトルとURLをコピーしました